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プロジェクトマネージメントとは?

プロジェクトにはその規模の大小を問わず必ずはじめと終わりがあり、またいくつかの課題があります。これらは、大きくわけて以下の6つにまとめられます。
課題
(1)スコープ
プロジェクトの作業範囲の特定
概略作業範囲の特定、成果物の特定、そのための方法、たとえば新規技術の導入あるいは技術開発の必要性の検討等あらゆる作業の範囲の検討及び特定。
(2)スケジュール
プロジェクトのスケジュールの設定、調整
プロジェクト全体のスケジュールの明確化。プロジェクトには必ず目的があり、目的には必ず期限がある。工程全体計画、実施。
(3)品質
プロジェクトの品質
プロジェクトには必ず所定の要求品質がある。品質の設定、確保。
(4)リスク
プロジェクト全体のリスクの特定と対処策の構築
プロジェクトには不確定要素が内在する。そのリスクを特定し、実際に起きた場合の対処策を講じるとともにリスク回避の検討、実施を図る。
(5)人事
プロジェクト全体の人事、人材管理
適正人材配置、チーム編成、チーム間のコミュニケーション、チャンネルの確保等。
(6) ステークホルダーの利害
プロジェクトの成果についての結果の予測、コストの管理
プロジェクトには必ず成果物に対する評価が必要、投資者に対する成果予測、提示、そのための予算、コスト管理。
 
 
プロジェクトの成否の鍵は、これらの課題に対して効率的にそれぞれの解答を出し、バランスよくかつスピーディーに対応できるかにかかっています。しかしながら、これらの課題は必ずしも相互に補完関係にあるものばかりではありません。むしろ相反することが多い場合もあり、また、プロジェクトスタート時点ではかなりあいまいな点も多く、しかも急速な技術革新の中では、絶えず途中で揺れ動き、変化する場合も少なくありません。
 
プロジェクトは実際には、図のように構想、基本計画、積算、エンジニアリングといったプロジェクトフローにしたがって各ステップごとに流れていきますが、各ステップごとにこれら課題に対する解答を出す必要があります。一般的にはこれらの業務全般を称してプロジェクトマネージメントといいますが、この力量、あるいは方法に各エンジニアリング会社の特長があります。
私どもKECはこれに独自のプロジェクトマネージメントシステム PMS でお答えします。
 
KECのプロジェクトマネージメントシステム PMS
私どもKECのマネージメントシステムは
  • プロジェクトチーム
  • 支援組織
  • サポートシステム(インフォメーションマネージメントシステム IMS)
で構成されています。
(1)プロジェクトチーム
Project Team (PT)
プロジェクト毎にプロジェクトチームを編成します。
PTはプロジェクト全体を総合的に統括管理する責任者、プロジェクトマネージャー Project Manager (PM)とそのスタッフProject Team Staff (PTS)で構成します。
PMはプロジェクトの業種、業界に精通した経験豊かな者を、PTSには必要とされる専門職能を有した技術者を選任します。
基本的には後述する、支援組織としてのエンジニアリング本部に所属する技術者で、長年クラレで製造、生産、メンテナンス等に従事した経験者がほとんどで生産設備、製造に精通しており、お客様の気持ちになってお答えできるものと自負しています。またこのPTがプロジェクトの最初から最後までお付き合いさせていただき、計画から工事、試運転まで一貫して担当いたします。
(2)支援組織
Back-up
PTを支援するのは、営業に加えて、下記の3部門です。
(1)エンジニアリング本部
PM、PTSの出身母体です。プロジェクトに応じて期間中、ここから選任されます。プロジェクトの中核的な実行部隊ともいえる部門で、技術紹介で示しますように、各工学をはじめとする要素技術を駆使して時代の最先端技術を総合的にお客様にご提供することをメインとする部門です。プロジェクトフローの各ステップごとに要求される技術の研鑚はもとより、プロジェクトの実績データの蓄積、分析、技術者相互のインターフェイスの効率化、情報の一括管理、共有化安全管理手法の改善等、あらゆる時代の要請に応えるための部門で、実はここで各プロジェクトのレビューも実施し、PM、PTS等の出した解答のチェックもしています。
(2)調達部門
プロジェクトにおいて調達はコストを左右する最大の課題ですが、KECはここに特長があります。KECはもともとがクラレの設備担当部門から出発しており、調達はクラレと連携して、クラレの機材部が担当しています。そのため、絶えず物を使う立場からの意識が高く、これがエンジニアリングの場合は大きな特長となります。扱う商品、製品、機器についてまったくメーカーに対するこだわりがありません。機能及び品質、コストが全てです。結果として競争原理を十分に働かせた、効率的で安価な機器類、工事の調達が可能となっています。
また、最近では海外物件もいくつか手がけており、この経験から海外調達も視野に入れた活動を行っています。
(3)技術室
社内全般の技術の統括、品質保証及び技術開発を担当する部門で、プロジェクト遂行中に発生する、技術開発、検討等に対応しています。
また、新規技術情報の収集管理等幅の広い活動を展開しています。実際にはいくつかのプロジェクトでここで新しい技術またはお客様の大切な要素技術の深耕等に寄与しています。
(3) インフォメーション
マネージメントシステム
IMS
PM、PTS及びこれら支援組織をサポートしているのがKECのインフォメーションマネージメントシステム IMS です。
このIMS 単独のシステムではなくKECが構築したLANをはじめとする社員相互間のインターフェースシステムはもとより、各種プロジェクトのデータベース、設計、積算、調達工事管理等、プロジェクトに必要とされるあらゆるプログラム及びデータの総合一括管理及び共有化を目的として構築されています。
社員であれば誰でも、どこからもアクセス可能で、業務の効率化、精度の向上に大いに役立っており、プロジェクト遂行には不可欠で、これがお客様のプロジェクトの成功に必ずお役に立つものと思います。

 
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